料理教室の先生と料理人の違い【一に心、二に材料、三に細工】

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倉地加奈子

習い事心理アドバイザーとして習い事の講師の方を中心にビジネスを教えています。特に営業を長らくしてきた経験からセールス力が女性相手のビジネスをする上でいかに大事かということをお伝えしています。女性らしい自立を目指したい方を本気で応援したくて。ブログを楽しんでいって下さいね♪ 特技:クライアントさんの教室の高収益化。

私は講師の方にいろいろと
アドバイスする立場にありますが、
料理教室の先生にも
よくアドバイスをさせていただきます。

料理教室の先生を見ていると、
その仕事は料理人とは似て非なるものだということが
よくわかりますが、では、

料理人と料理教室先生の違いとは
一体何でしょうか?

今日はその違いについて
少しお話をしてみようと思います。

お付き合いくださいませ。

料理人に求められるもの


私自身、料理は食べるのも作るのも大好きで、
優れた料理人の方にお会いしたり、
その方が作られれた料理を食べると
エネルギーが上がるというか、
時に感動を覚えたりします。

プロの職人技巧を用いて、
一つのお皿に芸術と言えるほどの
料理を作ることができる料理人の方を
私は尊敬します。

人を感動させるほどの料理を作れるには
どんなことが求められるのでしょうか?

料理人の神田川敏郎さんは、

料理とは、

一に心、二に材料、三に細工

とおっしゃられています。

料理をおいしく作りたいと思う
料理人の心が一番大事で、
次に大事なのが材料、
そして最後に細工が重要だというわけです。

なるほど確かに、
美味しいものを作れる素晴らしい料理人の方は、
情熱とも取れる料理に対する熱い思いをお持ちです。

その心が料理にも乗ることで、
あれだけの素晴らしい料理を
作られるんだとも思います。

材料に関してはプロの方が使う
材料に関するこだわりは
半端なものではないので、
素人とは違うのは一目瞭然です。

毎朝、築地に仕入れに出かけ、
自分の目で見て間違いないものしか握らない
寿司職人の方や、
特定の産地の材料しか使わず、
わざわざその産地から仕入れをする方など、
料理人の方の材料へのこだわりは
少し怖いと感じるほどです。

そのこだわりが料理の質を
高めるのは確かだと思います。

そして細工。

これはもう、技巧の極地、
職人の腕の見せ所、
この部分が一番、料理には大事だと思いきや、
三番目なところが面白いですね。

それよりも心や材料が伴っていなければ、
完璧な料理にはならないということでしょうか。

一に心、二に材料、三に細工

確かに料理人を構成する要素の優先順位は、
この順番なのかもしれません。

料理教室の先生に求められるもの


さて、話を料理教室の先生にうつして、
先生に求められるものとはどんなものでしょうか?

プロの料理だと

一に心、二に材料、三に細工

料理教室の先生だと、

一に心、二に教え方、三に料理の質

といったところでしょうか。

心が大事なところは同じですよね。

どんな商売でもそうだと思います。

先生の場合だと生徒さんを思いやる気持ち、
生徒さんに成長してもらいたいと思う気持ち、
生徒さん一人一人に合わせて気を配れること、
などでしょうか。

次に教え方です。

ここが料理人とは違うところですよね。

料理人は特に誰かに料理を教えるのが
うまい必要はなく、
完成された料理の質が求められます。

でも先生は違います。

もちろんある程度のレベルのものが
作れないといけませんが、
それよりもそれが作れるようになるために
いかにその人色で誰かに教えることができるか?

このことが超重要です。

私は料理のプロではありませんが、
パン職人としては働いていたことがあります。

パン講師をしながら
パン屋さんで働いていたのですが、
その時に職人さんたちに、


「パン講師と職人では全く違うよ。
パン講師はお遊びだから。」

ということを言われたことがありますが、
それは一理あると思うんですよね。

パンを美味しく作ることに
異常なまでの情熱をかけられている
パン職人さんからすれば、
パン講師が作るパンは
お遊びにしか見えないかもしれません。

しかし、パン講師にだって情熱をかけているところがあります。

それは教え方です。

パン職人が誰かにパンの作り方を
上手にわかりやすく教えられるかといえば、
全くそんなことはありません。

(と言うよりも職人さんは
誰かに教えるのが苦手な傾向があります。)

先生は教えることがプロであればいいわけですね。

講師の方を多く指導させてもらっていると、
一定量の方が、自分は、

“職人にならなければいけない”

と思い込んでいることがあるのですが、
講師は教えるプロであって、
作る職人になる必要はありません。

中には教えることそっちのけで、
おいしく作ることにどんどん、
注力される方がいらっしゃいますが、
そのスキルは必要条件かもしれませんが、
人気講師になるための十分条件にはなりえません。

最後に料理の質、
ということになると思いますが、
ここはほとんどの先生が
大丈夫なところだと思います。

料理が好き、得意な人が講師を目指しますから、
プロの料理人までとは言わないまでも、
ほぼすべての先生が美味しい料理は作れますし、
プロの料理人のようなレベルは正直、
必要なかったりしますので。

それに料理のレベルはどんどん上げていけますよね。

料理教室に来てくれる生徒さんも
通っている理由が、

“美味しい料理が食べられるから
料理教室に通っている”

というニーズではない場合が多いですね。

それよりも教室で学べることだったり、
先生との空間だったり、
成長できることだったり。

教室で学べることで得られる、
精神的なぬくもり、自分が輝けること、
楽しめたり、気持ちを上げることが
そこにあることが重要だと思います。

でもそう考えると料理も結局、
美味しい料理を食べることで、
同じようなことをお客さんは感じているので
分野は違えど心のレベルでは、
受け取るものは同じなのかもしれません。

まとめ

ということで料理人と
料理教室の先生の違いについて書いてみましたが、
最後は受け取るものは同じで心だった
みたいになってしまいました。

中には料理人と料理教室の先生がコラボして、
一つのものを作り上げている方なんかも
いらっしゃいますが、
それはどちらの職業も一番大事なのは、
お客さんを喜ばせたいという心だから、
その部分が共通しているから
できているのかもしれません。

私は常々、習い事の教室の生徒さんが
求めているものって、
結局のところ、ぬくもりなんじゃないか
思っているのですが、
どんな商売でもそれを提供できれば
自ずと人は集まってくる。

最近特にそんなことを思ったりします。

何かの参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

P.S.

ぬくもりを提供せず、
教室運営を行うとどうなるかという
実話に基づいたストーリーを
電子書籍に書いています。

様々な仕事で役に立つ小説になっていると思いますので、
こちらも合わせて参考にしてみてください。

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