ABCクッキングの講師をしながら女性らしい自立をするのが難しいこれだけの理由

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倉地加奈子

習い事心理アドバイザーとして習い事の講師の方を中心にビジネスを教えています。特に営業を長らくしてきた経験からセールス力が女性相手のビジネスをする上でいかに大事かということをお伝えしています。女性らしい自立を目指したい方を本気で応援したくて。ブログを楽しんでいって下さいね♪ 特技:クライアントさんの教室の高収益化。

 

私は自宅でパン教室や料理教室をされている方に
女性らしい自立のためのお手伝いを
させてもらっているわけですが、

講師の方の中で圧倒的に多いのが、
ABCクッキングの講師出身の先生方です。

ABCクッキングは習い事の教室の中でも最大手ですし、
それゆえ数が多くなるのは当然と言えば当然なのですが、

その方々がABCクッキングの講師時代に
“女性らしく金銭的にも生活的にも自立できていた” 
お答えになる先生方はいらっしゃいません。

ではなぜ大手パン教室ABCクッキングの講師をしていては
女性らしい自立ができないのか?

今日はそのことについて考えてみようと思います。

ABCクッキングの元講師や元社員の方が多い私のコミュニティ

私のクライアントさんで
ABCクッキングの講師の出身の方は、
アルバイトの講師だった方、社員だった方、様々です。

その方々に、

「ABC時代に女性らしい自立ができていましたか?」

と質問すると決まって、

クライアントさん
働いていている割に収入も少ないし忙しいし、
とても女性らしく自立しているとは言えませんでした。

とお答えになりますが、
これ、当たり前なんですよね。

だってABCクッキングは “組織” ですし、
そもそもABCは、講師の方を女性らしく自立させるために
組織を運営しているのではありません。

私自身もABCクッキングの講師でしたのでわかるのですが、
私がABCに通おうと決めた時、

“あなたも先生になれる!”

というフレーズをABCはチャッチコピーに使っていましたが
先生になれるとは言いつつも何も、

“あなたも講師になって女性らしく自立しよう!”

などとは一言も言っていませんでした。

ABCは最短で習い事を教える立場にさせてくれる道は示してくれますが、
(講師になりやすい。)
講師になって女性らしい自立の道の最短法を
教えてくれるわけではないということ

まずは認識しておく必要があります。

組織としては素晴らしい組織運営をしているABCクッキング

私の場合、ABCクッキングにパンを習い始めて
7か月後には講師としてABC内で教えていました。

倉地加奈子

私がABCクッキングに習った理由は、
この短期間で教える立場になれるところでした。

他の大手の教室の場合、講師になるまでに
物凄く時間がかかったりするところもありますが、
ABCクッキングの場合はやる気次第で私のように数ヶ月で
講師になることができたりします。(当時)

私がABCクッキングで講師のしていた時の実体験

ABCクッキングのシステムは素晴らしいです。
私が当時講師をしていた時のシステムですが・・、

講師は一回2時間のレッスンで5人の生徒さんまで教えますが、
そのうち講師の取り分は2000円です。

参加する生徒さんは1人でも
講師がもらえる取り分は2000円ですが
5人満席になると “祝儀” がついて2500円
一回のレッスンでもらえるシステムを取っていました。

生徒さんが払う一回のレッスン料は当時、
4000円〜5000円だったと思いますので、
仮に満席の5人の生徒さんが一回のレッスンで集まったとすれば
ABCクッキングとしては25000円ほどの売り上げ。

講師に払われるのは2500円ですから、
ABCの取り分は9割です。

講師の取り分、結構少ないな?と思いますか?

当然だと思います。これくらいでないと、
あれだけの組織を動かすことはできません。

場代、材料費、集客にかかる費用(宣伝広告費)、その他人件費などなど、
そのくらい低い賃金で講師の方々に目一杯働いてもらってこそ
はじめて組織は儲かるわけで、
そういった視点から見ると妥当なシステムだと思います。

ABCクッキングが素晴らしいのはそこだけではありません。

ABCのレッスンは一回2時間ですが、
講師にはそれ以外の時間もみっちりと
働かせるシステム
を取っています。

まずレッスンには下準備がありますが、
それらは講師が全て行います。

レッスンにもよりますが一回のレッスンにかかる準備は、
1時間程度かかるのでほとんどの講師の方は、
レッスンが始まる1時間から1時間半前には教室に来て
レッスンの準備をしなければなりません。

教室の掃除、材料の分配、道具セットなどなどを
レッスンが始まる前の時間を使ってしっかりと行い、
2時間のレッスンを済ませたら終わりではありませんよ。

その後はレッスンの片付け、他の先生が次に使いやすいように
元のように戻すことが求められ、
それにかかる時間は30分程度。

ですので講師は2時間のレッスンをするために
準備→レッスン→片付けの過程で、
4時間ほど拘束されるようになっています。

講師が一回のレッスンでもらえる取り分は2000円ですから、
(5人満席になった場合を除く。)
時給に換算すると500円ということになります。

これが企業運営ですよね。

ここまでスタッフを働かせてこそ利益が出ますし、
組織全体の利益をまかなうことが可能になります。

講師が月に10万円稼ごうと思ったら結構大変

一回のレッスンで講師がもらえる取り分は、
2000円から多くても2500円(満席の場合)。

しかも一回のレッスンあたりの時間拘束は4時間ですから、
月に10万稼ごうと思ったらそれは大変です。

私が講師時代には朝から晩まで、
3回連続でレッスンを入れたり、
月に十何日も働いたりしてみなさん必死になって
まさに馬車馬のように働かれていましたね。

交通費なんか当たり前に出ませんからね(当時)、
中には自転車で1時間くらいかけて通って
少しでも取り分を増やそうとされている先生なんかも
いらっしゃって大手組織の中で自立するのは
大変だなと感じていました。

組織だから当たり前、簡単に休めない

難しいのは稼ぐことだけではありません。

レッスンを休むのもそれはそれは大変です。

私はABCクッキングの講師時代、
尾骨を二ヶ所骨折してしまったことがあります。

歩くことはおろか立っていることも辛いほど
激痛が常に走るほどの症状だったのですが、
お尻の骨なのでギブスをしているわけではないので
症状が理解されないタチの悪い骨折でした。

倉地加奈子
骨折していると見た目でわかってもらえないわけです。

そんな状況なのでレッスンを休みたいと言っても、

「代理の先生を立てられないと休むことは許されない。」

と言われてしまい、そう簡単に代理が見つかるわけもなく・・、

倉地加奈子
激痛に耐えながら、椅子に座りながらレクチャーしましたよ。

今となってはいい思い出ですが、
椅子に座りながら生地をこねて
生徒さんには本気で心配されていましたね^^

当時、診断書まで持って行ったのにも関わらず、
休むことを許さなかった社員さんに対して、

倉地加奈子
もしかして鬼なのかな?

と思ったりもしましたが、
逆の見方をすれば組織の鏡のような方ですよね。

組織の利益のため、生徒さんの為に人員を配置する。
当たり前の仕事をされていただけです。

大きな組織であればあるほど
そういったシビアさも求められますし、
その社員さんはその役割をただ果たしていただけとも言えます。

今はそういったABCの元社員さんを教える立場にあることが不思議です^^。

ABCクッキングの不良講師だった私

私はABCクッキングの講師になった時、

“1日1レッスン、週に2日までしかレッスンをしないこと”

を条件に講師になりました。

倉地加奈子
講師としては最低ですよね?

働く気、稼ぐ気ゼロの不良講師です。

ただ私の場合、最初からABCの講師として
生計を立てていくことは全く考えていませんでしたし、
教える立場を経験できればそれでいいと思っていたため、
あえてそれを条件にしました。

そして余った時間でパン屋さんで働いたり、
他のパン教室にたくさん通って勉強したり、試作する時間にあてたり、
自宅でパン教室を開講する準備のための時間に当てました。

上の人から嫌な目で見られませんでしたか?

倉地加奈子
もちろん見られましたよ。

新人の講師が条件付きで入ってくるなんて
良い目で見られるわけがないじゃないですか^^。

でも私は貫きました。

そもそも組織で働きながら女性らしい自立なんて
無理だとわかっていましたし、

“自分の目標実現のために組織を使うこと”

しか考えていませんでしたので、
決して組織の条件に合わせるようなことはしませんでした。

組織から見れば最低な講師ですね。

組織の中で全て好条件で働けて女性らしい自立ができると思っていると・・

ABCクッキングだけではないと思いますが、
組織内で稼ごうと思ったら大変なのは当たり前です。

私も前職の大手住宅メーカーでは、
1日2〜3時間睡眠を2年間1日も休まずに続け、
それゆえに常にトップを走り続けていました。(そして体を壊しました・・)

それがわかっていたからこそ、
ABCクッキング内で登りつめようとか、
自立しようとかは全く思わなかったのもあります。

組織はトップ2割の人が8割の人の売り上げを
稼ぐ構図になっていますし、そうでなければ回りません。

本当に女性らしい自立を目指したいと思ったら、
組織に頼らず自分でやるしかないんですよね。

“組織の中で講師として上がっていきたい”

という欲求がある方は別として
自分のやりたいように特に、
“女性らしい自立を目指す” となると大手組織内で行うのは大変だと思いますし、
人を使うことに長けている大手の企業の方が一歩も二歩も上手です。

まとめ

私はABCクッキングに入ったこと、
そこで講師になったことは
良かったことだと今でも思っています。

何よりも最短で教える側に回れるところが素晴らしい。

倉地加奈子
人気講師になりたかったらとにかく教える側に
早くなることが早道
なんですよね。

だからそのためにも私にはABCクッキングがピッタリだったし、
自分のためにABCクッキングを使わせてもらいました。

私のように不良講師になって下さいとは言いませんが、
ABCの講師になったら、大手の講師なったから自立できる
と思っている方が多く、その末に私のところにたくさん来られている現実があるので、
今日は少し赤裸々に語らせてもらいました。

自立したら一国一城の主(あるじ)ですから、
そのためにも自立前から時には
大手企業さえも自分の目標実現のために使う。

それくらいの気構えがあっても
良いんじゃないかなと思いますよ。

何かの参考にしてもらえれば幸いです。

そんな不良講師だった私が、
個人教室を繁栄させ女性らしい自立を
目指す方を応援しているのが、
習い事の講師の大学です。

ご覧頂ければ幸いです。

習い事の講師の大学

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習い事心理アドバイザーとして習い事の講師の方を中心にビジネスを教えています。特に営業を長らくしてきた経験からセールス力が女性相手のビジネスをする上でいかに大事かということをお伝えしています。女性らしい自立を目指したい方を本気で応援したくて。ブログを楽しんでいって下さいね♪ 特技:クライアントさんの教室の高収益化。