パン教室などの習い事の教室を運営していても
自分の教室をアピールするために
レッスンで焼けるパンの写真をブログやホームページに
載せたりすることがありますよね?

そんなことを悩まれたことはないでしょうか?
そこで今回は商品を撮影するとき時、
簡単に背景のバリエーションが増やせて
しかもプロっぽく仕上がるとっておきの方法を
ご紹介したいと思います。
商品写真は背景でかなり変わります。
ご覧ください。
910mm×910mmのベニア板を敷いて商品を撮る
写真の背景は机の上や
ランチョンマットを敷いて
撮ったりすることがあると思います。
ただランチョンマットはともかく、
机は何台も家にあるわけではないので、
例えば料理教室の先生のホームページの写真を見ると
いつも同じ机の上の料理の写真ばかり
ということになったりもします。
そこで私が使っているのがホームセンターで買える
910mm×910mmのベニア板
です。
ホームセンターに行くと、
910mm×910mmのベニア板がたいてい売っています。(薄さ5mmくらいのやつ)
多分、この規格は
住宅関係でよく使うサイズなのかなと思ったりしますが・・。
このベニア板の上に商品を置いて
写真を撮ると面白いですよ。
910mmmの910mmのベニア板は、
薄くてしかも片面に白色や黒色で
コーテイング加工されたものが売られています。
このコーティング面を利用して、
ベニア板を机の上に敷いて商品を撮るわけです。
パン屋さんを経営していた頃、
商品ページに載せる写真はさすがに
専用の撮影キットを使い撮っていましたが、
商品写真とまではいかない写真を
パッと撮りたいシチュエーションが結構ありました。

ブログでちょっと紹介したいな。

そんな時に白色でコーティングされた
ベニア板をすっと取り出してその上に被写体を載せて写真にする。
業務用の厨房にある作業台は
ステンレス製の無機質なものばかりなので、
その上で撮るよりもずっと素敵な写真になるので
本当に重宝しました。
しかもベニア板は薄いので
隙間にしまっておくことができますし、
910mm×910mmという少し大きめのサイズがいいんですね。
その大きさで背景に余計なものが写りこむことを防いでくれます。
910mm×910mmが非常にちょうどいいサイズだと思いますね。
ベニア板にビニールの木目シートを貼る
ホームセンターでは白色や黒色でコーティングされた
ベニア板が売られていますが、
色がついたほうはそのまま背景として使えるのですが、
ベニア板のざらざらした“直の木目が見えるほう”がちょっと
撮影には使えません。

そこで私はこのベニア板のザラザラした面に
建築建材のビニールシートを貼って
その面も撮影用の背景として使っています。
インターネットでは様々な建築建材が購入できます。
住宅で使われる内装用のビニール製の
木目シートもその一つです。
片面がシールになっていて、
家具などに貼ってオシャレ感を演出するためのものですね。
サンゲツや住友3Mなど様々なメーカーから
様々な模様や木目のものが販売されていますよ。
中でも私がお勧めなのが、
サンゲツの “リアテックシリーズ” です。
サンゲツのリアテックシリーズのビニールシートは、
少し高級感が求められる内装に用いられるシートです。
ホテルの壁面、エレベーターの扉の装飾、
公共の施設の内装など、
様々なところに使われています。
なぜ私がここまでリアテックのことに詳しいかというと
実は私は昔、
サンゲツで働いていたことがあるからです^^。
インテリアコーディネーターとして、
サンゲツのショールームで勤務し、
業者さん相手にホテルの改築の際などにこのリアテックを
勧めたりしてました。
そういった建築用のシートを
ベニア板のザラザラした面に貼るわけですね。
すると910mm×910mmの範囲だけは
高級な雰囲気になります^^
そのベニア板を机の上に敷いて、
その上に撮りたいものを置いて撮る。
びっくりするほど雰囲気が出ます。
リアテックのビニールシートは
楽天などで10cm単位から買えます。
リアテックに関してはちょっと高めなのですが、
興味のある人は覗いてみて下さい。

安価な木目シートもネット上にたくさんあるので
木目シートで色々と調べてみて下さいね。
装飾したベニア板の上に置いて写真を撮ってみる
それでは実際に被写体を用意して
撮ってみることにします。
簡単にできるオムレツを焼いてみました。
我が家にある机と壁紙の前で撮ってみます。
家具はイケヤ製ですが背景の壁紙も
わんぱく盛りの子供が汚したい放題なこともあり^^、
ちょっぴり生活感が出ています。
これを白色でコーティングされたベニア板を
机の上に引いて、壁に違う柄のベニア板を立てかけて
写真を撮るとそれなりの写真になります。

日常空間を上手く隠してくれるわけです。
しかもベニア板は両面使えるので、
2枚あれば4種類のパターンの模様になり、
それを組み合わせると結構なバリエーションになります。
そして撮影が終わったら、
家具と家具などの隙間にすっと収納。
こんな感じでパン屋さんをしている時は、
様々な写真を撮っていました。
さらにこのベニア板の上に
ランチョンマットなどを組み合わせれば
かなり複雑に背景の変化がつけられますよ。
以前ベニア板の上で撮った写真の数々♪
まとめ
910mm×910mmのベニア板は
ホームセンターに必ず置いてありますし、
値段も数百円から高くて1000円ほどです。
ビニール製の木目シートは
サンゲツのリアテックこそお値段が結構するものの、
安価なものもネットでたくさん探すことができます。
表面に張りつけたベニア板を家具の隙間に数枚常備しておくだけで
商品撮影時の背景の種類が豊かになり、
結果、商品も立派に見える写真になるのでオススメです。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
P.S.
ビニールシートをベニア板に貼るのは
超簡単ですし失敗もないので安心ですよ。
いつも商品の背景が同じになってしまう・・。