私は以前、パン屋さんを経営しながら
パン教室を運営していました。
その期間というのはパン屋さんで培ったものを
パン教室にフィードバックしたり
その逆もあったりと色々と試した期間でもあります。
そこで今日はパン屋さんをしながら
パン教室をしてきた私が生徒さんにしてきたことで、
生徒さんが物凄く喜んでくれたことがあったので
今回はそのことについてお話ししてみようと思います。
あなたのパン教室にも生かせるところはあると思いますよ♪
目次
持ち帰り用のパンに工夫を施す
私のパン教室では生徒さんに焼いて頂いたパンは
すべてお持ち帰り頂く形をとっていました。
レッスン中に生徒さんに試食してもらうパンは
“私が見本を見せるために焼いたパン” で、
“生徒さん自身が焼いたパン” はプレゼント、
お持ち帰り用というスタイルです。
特にご家族様にレッスンで焼いたパンを
食べてもらうことがポイントで、
そうすることでご家族様も
パン教室に一緒に参加しているような気分を
味わってもらうことができます。
私はそのプレゼント用のパンに
ある工夫を施していたのですが、
このことが物凄く生徒さんが喜んでくれていました。
当時私は、パン屋さんを運営していましたので、
パンを包む袋だったり、
その袋に貼るシールだったり
店舗用の色々なディスプレイ用のツールを持っていました。
そこでそれらのツールを使って、
お持ち帰り用のパンに装飾を施してみたところ、
これが予想しなかったほどの好評を博したわけです。
お持ち帰りのパンをパン屋さんのパンのようにデコレート
具体的にはどのような装飾を施していたかというと、
生徒さんが焼いてくれたパンを
一つ一つを袋に包みます。
包んだらシーラーでしっかりと封を閉じます。

パン用袋やシーラーついて詳しく書いてある記事はこちら↓

そしたらその袋に貼るのがシールです。
パン屋さんではパンの中身に中が入っているか
お客さんにわかりやすいように、
様々なシールを貼り付けていました。
中身が違うだけで
外観が似たようなパンというのは結構あります。
そういったパンの中身がしっかりとわかるように、
- チョコレート
- こしあん
- つぶあん
などいったようにシールを貼っていたわけですが、
このシールをパン教室でもお持ち帰り用のパンに
貼るようにしたところ生徒さんの反応が変わりました。
シールはこちらのお店で買っていました。
コンビニで買ったパンを試しに一つ一つ包んでみます。
ただのコンビニのパンが・・、
包むだけでだいぶ印象が変わってきますよね。
デコレートすることで誰かにプレゼントしたくなるパンになる
生徒さんがレッスンで焼いて頂いたパンは
生徒さんにとってもちろん愛着があります。
そんな愛着があるパンを丁寧に包装し、
さらにシールなどで装飾することで、
生徒さんのお持ち帰り用のパンへの愛着はますます高まります。
生徒さんとしても、

と思えるようになったとおっしゃっていました。
またプレゼントされた方の反応も違うそうです。
パン教室で焼いたパンというのは、
手作りのパンです。
ですので作ったパンを誰かにプレゼントしようとすると、
どうしても“手作り感” というか、
もらう側としては中には、
「作ってくれるのは有り難いんだけどちょっと・・。」
と素人っぽさを嫌がる方もいらっしゃいます。
しかし袋に入れてシーラーで密閉し、
さらにシールまで貼ってあるパンは、
もはやパン屋さんのパンの外観です。
もらったほうとしても、
「え?これ●●さんが焼いたの?」
と驚くそうで生徒さんもプレゼントされる方、
両方に喜んでもらえますよ^^
ポイントは一つ一つのパンを商品にする感じにする
パンを袋で包んだりシールを貼ったりといった作業は、
生徒さんにしてもらうこともポイントです。
たくさんあるシールの中から選んで
楽しみながら貼っていたり、
工夫したりあたかもパン屋さんに並べるパンを
自分で作っているような感覚を楽しんでもらっていました。
焼いてもらったパン、一つ一つを丁寧に
あたかもパン屋さんに並べるように包んだり装飾する。
あまりパン教室では見ない光景ですが、
その工程もまたレッスンの大切な一部に
私の教室ではなっていたりしてました。
中でも面白かったのは、

ということです。
ベーカリーギフト
とお店のロゴが入ったシールだったのですが、
ほとんどの方が貼られていました。

パン屋さんから習ったプレミアム感が良いのでしょうか。
もしかするとあなたのパン教室の名前の入ったシールなんかが
あっても面白いかもしれませんね。
おそらく生徒さんに喜ばれんじゃないかと思います。
まとめ
パン教室で生徒さんに焼いてもらうパンに行う工夫で、
生徒さんの反応が高かった、
焼いたパンをパン屋さんのパンのように装飾する
ということをお話しさせて頂きました。
私のパン教室は高価格帯のレッスンでしたが
値段が高いレッスンであればあるほど、
こういったちょっとした工夫がいるように思います。
シールや袋にはお金がかかりますが、
かけた以上の価値を生徒さんに感じてもらえれば、
ちゃんと生徒さんはそれ相応の金額を払ってくれます。
パン教室をされている方は是非参考にしてみて下さいね。
最後までお読み頂き有難うございました。
パン教質を流行らせるためには、
今回のようなテクニックだけではなく、
講師自体のレベルを上げていくことも必要です。
そのためのことが手に取るようにわかる
無料講座はこちらです。合わせて参考にして下さい^^