

私たち日本人が植えつけられてきた
平和に暮らしていくための階層社会日本での生き方。
その教えが日本の秩序を守り、
平和な日本を作っています。
ただ、
この日本人のアイデンティティとも言える考え方が
自営業を始めるとちょっぴり問題が顔を出すことがあります。
コンサルをしているとあまりにもそういった状況に遭遇するので、
今回はその問題点について書いてみようと思います。
ペーペーから始まって徐々に上に上がっていくのが普通という教え
小学校は1年生から始まり6年生へ。
社会では新入社員から始まり、
課長、部長・・・社長へ。
日本は子供の頃から大人になるまで
とにかく階層社会が構成され、
その階層に沿って上っていくこと、
その秩序を守ることを教え込まれます。
何かを始めるにはまずはペーペーから始めなければいけない。
そして徐々に階層を上がっていくことが求められる。
そんなことがアイデンティティにまで
植え付けらけられているからか、
私がこれから習い事の教室を始められる方を
コンサルなどでアドバイスをさせて頂く際、

と提案させて頂くと決まって、


いうことがわかっていませんでした。
こんな答えが返ってくることが多くあります。
他にもありますよ。

周りの教室よりも高めでいきましょう。
こんなアドバイスをした場合、

教室を始めたばかりの私はもっと下げないといけないと思って。
こんな答えが返ってきたりします。

ペーペーらしく振る舞わなければいけない。

とにかく周りを気にして自分の立ち位置を意識して
起業の道を画策する。
あまり普段は強く言わない私ですが、
今回はあえて強く言わせてもらうと、

開業していきなり結果を出す人はどうなるんですか?
私の周りでは開業していきなり大きな結果を出された方、
開業と同時に一気に駆け上がっていった方が
多くいらっしゃいますが、
その人たちは開業当時からペーペーのように
振舞ってはいませんでした。
自分の生きたい世界を実現するために邁進し、
時には非常識だと思われるようなことをしつつ、
自分を信じて突き進む。
だからこそ異彩を放つし圧倒的な成果を得ることが
できるのではないでしょうか?
独立しようとされる方は独立を決意した当初は、
会社員では実現できない自分の生き方だったり、
働き方を実現したいと思われていらっしゃったと思います。
なのにリアルに自営をし実務になると、
会社員時代のような考え方をもとに


階層社会で秩序立って生きることが常に求められてきた
日本人としてのアイデンティティが顔を出す。


残念ながら起業したら会社員時代の常識が常識ではない場合が多いです。

それが安全ではないところが自営と会社員との違いです。
人との違い、個性、自分の目指す世界がお客さんの心を動かす
上下関係があり階層社会のピラミッドの中で生きてきた
私たちはそのピラミッドにいる時には
その階層ごとでの振る舞いが求められてきました。
しかし起業したらそのピラミッドは自分が作ります。
そして自分はそのピラミッドの頂点にいる必要があり、
その下にお客さんについてきてもらう必要があります。
それなのにリーダーがピラミッドの一番下のポジション、
ペーペーの感じになっていたらお客さんはどうなるんでしょうか?
お客さんたちはどこを目指せば良いのでしょう?
短期間でとてつもない結果を出す起業家の共通点を見るとそこには、
強い個性だったり、周りの人との違いだったり、
その人が目指すビジョン(世界)の美しさがあります。
そして決して下から上ではなく、
上から下という図式が見て取れます。
階層社会を上っていくのではなく
階層を自分で作り管理していくイメージです。
だからこそ人気が集まるし、
結果売り上げにもつながるし、
結果、成功につながっていく。
起業家はこんな考えがいるのではないでしょうか?
まとめ
いつになくちょっぴり熱くなってしまいましたが、
本当に起業してからもそれまでの
階層社会の中で生きていくための常識を持ち、
そのことで壁に当たっていらっしゃる方に
最近多くお会い中で言いたいことが凝縮し、
ちょっぴり熱くなってしまいました^^
起業目指す方で組織で上手くやることが
苦手の方が多かったりするわけですが、
だったらとことん好きなようにやった方が
個性が引き立ち、結果出ちゃったりするんで
オススメなんですけどね。
起業したらペーペーじゃない、
一国一城の主人なんでございますよ^^
一つの考え方として聞いて頂けれたのなら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。