起業したら成功したいと思うのは
ほとんどの人が考えていることだと思います。
そして多くの方は成功をつかむために
様々な努力をされています。
- 運が良かった
- 時代とマッチした
成功する要因は偶発的な要素が
働いたりすることなんかもあったりして
結局何をすれば成功できるのか?
ますます私たちを悩ませます。
では運の要素に頼らずに成功の確率を
上げることはできないのでしょうか?

そこで今日は夫婦で同じようなビジネスをしている立場から、
起業してからどんなことを行っていけば
成功する確率を高めることができるのか?
こんなテーマで主人と語ってみようと思います。
成功しにくい人の行っていることの共通点

上げるためにできることを考えてみたいんだけどいい?


起業するまでには一定のステップを踏む必要があるじゃない?


で、起業するまでのステップって、
簡単に言うと次のステップで表せると思うんだよね。
企画 → 準備 → ローンチ



まずはどんなジャンルでどんなコンセプトで、
どんなビジネスを立ち上げるかを考える期間が企画。
それを実現するためにいろいろと動く期間が準備。
それで満を持して立ち上げる時期がローンチ。
どんな形の開業であっても必ずこのステップを踏むんだけど、
私はこの3ステップの進め方の中に成功の確率を高める秘訣が
含まれてると思うんだよね。

耳が痛いなあ。
君はこれまでビジネスにおいて
失敗をしたことがないからいいけど
僕の場合は失敗もかなりしてきたからわかるよ。
失敗ばかりしていた時は、
企画→準備に時間をかけすぎていたね。

スピードがとにかく早いように思う。

今の僕は違うけど昔の僕は今とは少し感覚が違っていたんだよね。
僕がとある事業を立ち上げた時は、
とあるビジネスを企画して、
銀行から何千万というお金を借りて
準備に何ヶ月もかけて意気揚々と開業した。
この場合、この事業は何ヶ月も掛けてお金も使って
企画→準備→ローンチのステップを
たった一回行っていたことになる。
でも今だったらこんなやり方で起業をしない。
確率的にギャンブル的な要素を生みすぎる起業のスタイルだね。


君が言う、
企画→準備→ローンチの回数を増やす。
要するに企画、準備段階で大金を使うことや
時間を多く用いることはしないね。
僕が失敗から学んだのはどんなビジネスでも
ローンチしてからその結果が
どうなるかなんてわからないってこと。
だったらローンチをまずしてしまって
その結果を見てダメなら再度、
企画→準備→ローンチができる体制を作る。
お金もそのあとかけるかな
以前の僕のやり方だと、
企画→準備→ローンチの間に
時間とお金をかけすぎてしまったため、
ローンチ後結果が出なかった場合に、
もう一度企画するお金が残っていなかったりした。
また企画、準備にかけた労力も膨大なので、
ローンチした後結果が出なかった場合でも
そのビジネスが簡単に捨てられない。
ロスカット(損切り)がしにくい状況を作っていた。
悪循環を生みやすい形になっていたね。
成功の確率を高める為にできること

企画→準備→ローンチの3ステップのうち、
企画→準備の時期って、
世間にとっては起業家が何をしているのかが見えないんだよね。
要するにその期間は起業家が、
「こうやったらうまくいくんじゃない?」
って “自分で考えて自分で動いている状態” になっている。
それでローンチした後うまくいく場合もあるんだけど、
それだと運の要素がどうしても大きなウエイトを占めてしまう。
だから私は起業してから成功の確率を高めるためには、
この企画→準備の期間をいかに短くできるか?
ローンチの回数を増やせるか?にあると思うんだよね。

昔の僕は考えられなかったけど、
未完成の状態でもまずはローンチしてしまえばいい。
だってローンチ後うまくいくかどうかなんて
わからないわけだし、
うまくいかなかったからまた企画しなおせばいいわけ。
とにかくローンチした回数を増やしていくことが
ビジネスの成功の確率を高めるための肝だよ。
常に結果を出す起業家の人って、
とにかくローンチの手返しが早い。
中には「そんなずさんな企画、ローンチしても大丈夫?」
って思うくらいの状態でもどんどんローンチしちゃう
起業家の人もいるんだけど、
ローンチしちゃえばその企画は世間にさらされるわけで、
クレームになったり、嫌でも企画自体をブラッシュアップをせざるを得ない。
犠牲を伴いながらも、気づけばその企画は当たっていた
なんてことも起きたりしてるね。

女性起業家の人たちの成功確率が著しく低いのは、
準備に時間をかけすぎているところがあると思うんだよね。
本を読んだりセミナーとかに時間をかけたり、
どこかのグループの所属したり、
それは結構なんだけどローンチの回数が少なすぎる気がする。
「開業はいつ頃を目指していますか?」って聞くと
物凄く多いのが、「2年後を目指しています。」って
回答なんだけど「さすがに時間かけすぎなんでは?」と感じてしまう。
そんなことよりローンチ(開業)なんか半年後くらいに設定して、
世間の反応を見た方がよっぽど成功の確率は
上がるんじゃないかと思う。

2年は長すぎるね。
そのビジネスが未完成かどうかなんて世間が決めるし、
長いこと準備したって上手くいかどうかなんて
全くわからないからね。
僕なんかは開業までに時間とお金をかけて
ローンチしたビジネスが上手くいかなくて
多額の借金を背負ったこともあるけど我ながら愚の骨頂だね。
昔の自分に言ってあげたいよ。
大きな勉強代だったね・・。

私のコンサルって起業のためのコンサルってしてなくて
なぜかというと、起業してから何度も企画→準備→ローンチを
クライアントさんにしてもらいたいからなんだよね。
起業させるためのコンサルの方が楽なんだろうけど、
それだとローンチまでで終わっちゃうので、
そのビジネスがうまくいくかいかないかは別問題になってしまう。
クライアントさんの成功の確率を高めるコンサルは
その分大変にはなるけど、やりがいは間違いなくこっちのがある。

クライアントさんを儲けさせてそこからフィーを頂く。
コンサルって本来そういった仕事だけどね。
ただ、今の時代はお金をかけなくても
企画→準備→ローンチの回数を増やすことは
いくらでもできるけどね。
ネットを使えば自分で企画→準備→ローンチを
いくらでも打ち出せるしその過程を
プロモーションすることだって可能。
ブログ、メルマガ、youtube、SNS、
なんでも使えるいい時代になりました。
まあその方法を教えるのが僕の仕事なんだけど。

あ〜、また話が難しくなってきたしパパの宣伝はやめて^^
話を元に戻すと起業から成功の確率を高めるためには、
企画→準備→ローンチの回数を増やすことが
ポイントだということだと二人の意見が
一致したわけだけど異論はない?

企画→準備→ローンチを何回も作ってしまえばいいわけね。



でもこれって私が教材やコンサルで伝えてる図式そのままかも。
起業までに企画→準備→ローンチの
手返しを早くできるクセがつくと
起業後もどんどん新たな企画が打ち出せるようになり、
必然的に成功する確率も上がるんだよね。
後売り出す前にテストするという感覚も身につく。

誰でも簡単に、みたいな甘い言葉で
起業を促すコピーが多いけど、
その時間内でしっかりと企画→準備→ローンチの
手返しが打てるようになることって至難の技だし
そんなにビジネスは甘くはない。
失敗してきた僕が言うんだから本当だよ。
そんな事よりリスクが少ない方法から
企画→準備→ローンチの回数を増やしてコツコツと
成功の確率を上げていく事の方が重要だと思うね。
最後に
さていかがでしたでしょうか?
夫婦で同じような仕事をしているので、
会話形式で起業の成功の確率を高めるためには、
というテーマで話してみました。
何かの参考にしてもらえれば幸いです。
起業だけではないと思います。営業時代、
パン屋さんを経営していた頃、
そして現在も私のやっていることは、
企画→準備→ローンチの繰り返しです。
準備に時間をかけない。
ローンチまでを早くする。
泥臭いですがこれができれば
成功の確率は上がってくると思いますよ。