先日、地元のお祭りで主人が手筒花火という花火を奉納しました。
手筒花火とは火のついた花火を腕に抱えて消費するという
命の危険も伴うものなのですが、
今日は毎年、手筒花火を奉納している主人に
話しを聞きながら手筒とビジネスの共通点について
話してもらうおうと思います。
手筒花火
手筒花火とビジネスの共通点とは?










手筒花火は火薬を竹筒の中に棒を使って詰めていくんだけど、しっかり詰まっていないと、消費途中に爆発してしまって大やけどを負ったり、時には死に至ることもある。


各班は7人〜8人くらいで構成されていて、班長というのは大ベテランでチームのメンバーの火薬詰めを監視している。


僕はもう10年目だから当然、自分の花火は自分で詰めることになる。


でもこの火薬詰めの時の感覚の中にビジネスの中でも感じる共通点がある。


班長は班のメンバーにとって火薬詰めの絶対的な師匠だから、その班長が自分の火薬が詰まっているかどうかを確認してくれれば僕としてもかなり安心する。
結局、花火を消費するのは自分だけど、班長が「お前の火薬はしっかり詰まってる。大丈夫だ!」って言ってくれていることで不安に押しつぶされず花火に臨むことができるわけ。


自営業って結局、自分自身でビジネスをしなければいけないから、頼れるのは自分だけじゃない。
でもその時に絶対的に頼れる人がそばにいて、アドバイスや「絶対大丈夫だ!」って言ってくれている上で進めることができると不安の中でも前に進めたりする。
これ手筒花火と全く変わらない。


そんな時に精神的支えになるのは、絶対的な安心感をくれる師匠の存在しかない。
班のメンバーにいくら大丈夫って言われても弱いんだよね。仲間にそんなことを言われても拭えない不安でも師匠の言葉はそれを払拭するパワーを持っている。




どうしても一人で行わなければならないビジネスの場面では、”仲間の存在”よりもそういう”絶対的な師匠の存在”を人は求めている。
どこかの集まりに入って仲間同士で励ましあっても、なかなか不安が払拭できないのは、ビジネスが手筒花火と同じように不確定要素が大きいものだからじゃないかな。


お祭りではその関係にお金は発生しないけど、その安心感を買うためなら喜んで僕はお金を払うよ。

まとめ
さていかがでしたでしょうか?
ビジネスでは師匠を持つことが
いかに安心感を与えるかということの重要性を
手筒花火のエピソードの中から主人に話してもらいました。
主人は手筒花火からはビジネスにも
通じることがたくさん学べると言っています。
また機会があれば他のことも話してもらいたいと思います。
何かの参考にしてみて下さい。
最後までお読み頂き有難うございました。