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切り返し話法パターン集のパターン2の解説をしていきます。

新規の問い合わせや対面のシチュエーションで誰かから、

先生はパン屋さんで働いたことはあるんですか?

と聞かれた時、自分はパン屋さんで働いたことがなかった場合、
どのように切り返せば良いのか?

この切り返しトークを考える時は、
世間一般にある概念を押さえておく必要があります。

それは、

パン講師 = パン職人

と思っている人がとても多いことです。

私はパン職人もしていましたので、
パン職人の世界のことはよく知っています。

正直に言っちゃいますけどね、
パン職人の人ってパン作りを人に教えるの苦手な方が多いです。

もう一回言いますよ。

“パン職人はパン作りを人に教えるの苦手です”

パン講師はパン作りを教えるのが仕事です。
店頭に並べて売れるパンを作るのが仕事ではありません。

教える技術だけで生徒さんからお金を頂き、
生徒さんにパンを焼けるようになってもらい、
その場を楽しんでもらうのが講師の役割です。

パン職人にその役割はありません。

パン作りを教える楽しさを部下に教えることよりも
いかに店頭で並べ売れるパンを
部下に焼かせるかの方が重要です。

ですのでパン職人とパン講師は別の職業なんですよ。

PDFにも書きましたが、パン職人はプレイヤー、
パン講師はコーチです。

パン講師は店頭に並べて売れるパンを
焼ける必要は全くないということですね。

一般的な概念の

パン講師 = パン職人

というのは全くもって当てはまりません。

パン講師という仕事に誇りを持ちましょう。
ある意味、職人よりも難しい仕事、
それがパン講師という職業です。

パン講師だけではないですよ。

料理、製菓、その他の習い事でも、
職人と講師は別物です。

それらを理解した上で今回の質問、

先生はパン屋さんで働いたことはあるんですか?

と聞かれたらどう答えたら良いか?
ということが見えてきますよね。

質問者の中にある、

パン講師 = パン職人

という概念を変えることができた場合、
そこに価値が発生します。

説得する必要さえないですよね?納得してもらう感覚です。

だって違う職業なわけですから、
そのことを伝えるだけです。

そしてそのことを相手に理解してもらい、
「なるほど〜。」と概念の変化が生まれたら、
講師の株は上がります。

「良いことを教えてもらった。確かにその通りだ。」

そんなことを思ってもらえるといいですね。

全ては、

生徒さん心理をどう動かすか?

です。

売れる営業マンはお客さんの中にある概念(心理)を
巧みなトークでどんどん変えていきます。

講師にもこういったスキルが求められるわけですね。

ということでパターン2のPDFの解説はここまでです。

ちょっと難しかったかもしれませんが、
説得ではなく納得を引き出す、概念を変える。

押さえておいて下さいね。