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パターン8の解説をしていきます。

「鈴木さんと一緒のレッスンは嫌なので
鈴木さんとレッスンでバッティング
しないようにしてもらえますか?」

と言われた場合にどう答えるか?という問題です。
プライベートレッスンは設定していないシチュエーションです。

この質問の内容も私のクライアントさん(パン講師の方)に
実際に生徒さんから来たメールです。

まずこういった質問が来た時に講師は、
自分自身のレッスンの進め方を
少し考えてみる必要があるように思います。

レッスン中、講師が生徒さん一人一人にしっかりと
気を配れていて雰囲気を作れていれば、
こういった不平不満が出ることを無くすことが可能になります。

ただそうは言っても生徒さん同士で合う合わないは
どうしても出てきますので、
こういう質問が出た場合の対処法を考えてみます。

まずこの生徒さんから言われた要望を
そのまま聞いてしまい、本当に鈴木さんと
レッスンのスケジュールを離すように講師自身がしてしまったら、
そのことを知った鈴木さんは良い気はしないはずです。

前々回のメールでもお話ししましたが、
値段に差をつけずに個々の生徒さんを優遇してしまうと
ひいきをする講師というように他の生徒さんに写ってしまい、
講師に不誠実さを感じさせてしまうことになりかねません。

また誰々が嫌なのでレッスンを変えて欲しいという
要望をされる生徒さんは、
どちらかというと精神的に
不安定な方だということを表しています。

ですのでその方の要望通り、
鈴木さんと別のレッスンにしたとしても
また違う人が嫌になってしまう可能性も
少なくありません。

講師は一人一人の生徒さんのことを見ることも大事ですが、
生徒さん全体を見て俯瞰的に行動することが求められます。

本当に鈴木さんに問題がある場合は、
また違ったやり方もあるかもしれませんが、
その方だけ、一方的な言い分だけを聞いて行動することは危険です。

もしかすると鈴木さんよりも
この方のほうが問題児かもしれない・・。

時には逆説的に物事を見ることさえ求められます。

それらのことを踏まえた上でこの質問に対しての
切り返しトークとしては、

「グループレッスンを通じて鈴木さんと
仲良くなってみませんか?」

「そのためのお手伝い、レッスン中での配慮は
講師である私がしっかりとしますので
レッスンを通じて人間関係をよくしてみませんか?」

という提案が良いのではないでしょうか。

この提案をしてもしこの方が鈴木さんと
同じレッスンに来てくれて、
それでもうまくやれない場合は、
講師であるさんの気が使い方が
不十分ということがわかりますし、

もしうまくやれたら講師としての株が上がり、
問題がチャンスに変わります。

教室を運営していれば様々な問題が
その都度起こります。

しかしその原因はどこから来ているのか?

その方なのか?鈴木さんなのか?
はたまた実は講師自身の問題?

常に教室全体を俯瞰的に見る視点が
重要かもしれませんよ。